アールスメロン部会

JA茨城旭村のアールスメロン

貴族の気品と高級感

高級メロンの代表格で、黄緑色の果肉はジューシーで滑らかな口当たり。完熟すると芳醇な香りがただよい、とろけるような甘さとなる。果実はほぼ球場で。網目は細かく深さがあり、見た目も優れています。

―おいしさのひみつ―

海と湖のミネラルと黒褐色火山灰土壌

平坦な地形と穏やかな気候、水はけの良い火山灰土の畑には、四季折々にさまざまな作物が上手に育つ茨城旭村。昼夜の寒暖差が大きくメロンの栽培に適した土地柄となっています。
光センサーによるデジタル糖度測定

透過光を利用してメロンの糖度と熟度を測定していますので、食べごろに適したメロンだけが選定されます。大きさや形、ネット状態や色等の外観に加え、切らなければ分からない内部情報も最新鋭の光センサー選果機が安心、安全、そして確実においしいメロンを選定し、出荷します。
安心・安全のトレーサビリティシステム

メロン１個毎の詳細な情報を開示しています。メロンに貼られたシールのQRコードを携帯で読み取りますと、品種、等級、検査日、糖度、そして、誰が（生産者名）どのように（農薬散布・施肥情報等）作ったかなどの生産履歴までご覧いただけます。箱単位ではなくメロン１個単位でトレーサビリティを実施しています。
安定供給を可能とした大規模施設の整備

JA茨城旭村の青果物管理センターは、管内の生産物を集出荷及び一時貯蔵する施設です。生産者から提出された栽培管理台帳、防除日誌、検査データを一括管理しています。このセンターができたことにより生産者は選果や荷造り等の労力を削減し、栽培管理に専念することができるようになりました。

お客様に届くまで

1．目視検査: センターに持ち込まれたメロンは、まず選任検査員による目視検査を受けます。大きさ、形、ネット密度、表皮の着色具合など、熟練した目利きが厳しくチェックします。
2．光センサー検査: メロンの両側から光を照射し、果実を透過した近赤外分光を数値化します。メロンに傷をつけることなく、糖度、熟度、水浸度（過熟を検知）を正確に計ることができ、規定糖度以上のものを出荷しています。
3．外観センサー: 目視検査をパスした外観を、改めて機械の精度でふるいにかけます。カラーカメラによりメロンの外部を測定し、大きさ、形、ネット密度、表皮着色により等階級を分類していきます。
4．ラベルを貼る: １玉毎に情報の異なる個体管理ラベルを、専用の機械で貼り付けます。ここに印刷されたQRコードから、メロンの栽培に関するさまざまなデータを得ることができます。
5．箱詰め: 人間の手で等階級ごとに規格に沿って一つ一つ箱詰めしています。
6．仕分け・出荷: 等階級別に箱に詰められたメロンは人間の手でパレットに積まれます。その日のうちに各市場へ出荷されます。